- 脳神経外科と脳神経内科が連携した
カテーテル治療の専門診療科 - 日本脳神経血管内治療学会専門医8名(脳神経外科医4名・脳神経内科医4名)
24時間365日の脳卒中緊急治療体制を確立
当科には脳血管内治療専門医が8名(指導医2名)在籍しています。
その内訳は脳神経外科医4名と脳神経内科医4名です。
定期的にカンファレンスを行って、治療方針を相談したり、手術症例の検討を行っています。
当院は救命救急センターおよび脳卒中センターを有しています。脳血管内治療科医師は、救急隊員や救急部の医師、看護師、放射線技師、検査技師、受付職員らと連携をとって、急性期脳卒中患者に直ちに最適な診断・治療(脳血栓回収療法・破裂脳動脈瘤塞栓術など)を行う体制を整えています。救急患者さんの情報はJOINを用いて、直ちにスタッフ間に共有できるシステムを構築しました。
脳血管内治療に興味を持つ院内外の脳神経内科医および脳神経外科医に対して、脳血管内治療専門医を取得するための研修・教育を行います。
脳卒中の診断や脳血管内治療等の最新治療について、学生、研修医、スタッフ、さらに患者さんになどに教育・広報活動を行います。
脳主幹動脈閉塞に対する脳血栓回収療法、頭蓋内動脈狭窄に対するステント留置術、経橈骨動脈アプローチによる脳血管内治療など、これまでの経験を生かして、臨床研究を行い、新たなエビデンスの構築を目指します。
「脳血管内治療科は、脳卒中(脳血管障害)とその他のあらゆる脳神経系の疾患に対して、救急医療から再発予防まで総合的に最新治療を提供する組織です。 診療科としては脳卒中科(脳神経内科)、脳神経外科と脳血管内治療科から構成されますが、その垣根はなく一つの診療チームです。この診療チームを支えるのは、看護部門、画像診断部門、リハビリ部門、医療支援・連携部門と薬剤部門の各種専門スタッフです。脳血管内治療科のメンバーは、毎朝早朝よりカンファレンスおよび回診を行い、 Stroke Care Unit (SCU)を中心として、高度で安全な最新医療が提供できるように努めています。」
聖マリアンナ医科大学 脳血管内治療科
標榜科目 脳卒中科(脳神経内科)、脳神経外科